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【キーを下げた新バージョン】

(2016/06/01)
作詞・作曲:UcchanX
ボーカル :鏡音リン

歌詞

時の欠片集めて 流れ落ちる涙は
悪の心見過ぎて 悲しいと嘆いている

きれいごとはやめてよ
みんな知っているよ

立ち止まると負けだよ 歩き出してほら

夢を見失ったら 迎えに行こうか
君の真っ暗な世界 僕は希望の光

夢を見つけたいなら 一緒に探そうか
君のまっすぐな思い 僕の宝物なんだから

(間奏)

雲間から差す光 誰もが照らされてる
その陰で泣いている ふるい落とされた者よ

願いごとはやめてよ
叶うはずないから

未来は自分で切り開くものだから

夢を見失うまで なぜ堕ち続けてた?
君に牙をむく未来 僕が払いのけるから

夢を語れるまでに 這い上がってみろよ
君のまっすぐな瞳 すぐに光を見つけられる

(間奏)

夢を見失ったなら 迎えに行こうか
君の真っ暗な世界 僕は希望の光

夢を見つけたいなら 一緒に探そうか
君のまっすぐな思い 僕の宝物だから

夢を見失うまで なぜ堕ち続けてた?
君に牙をむく未来 僕が払いのけるから

夢を打ち砕かれて 泣き崩れている
君に襲い掛かる未来 僕が光の盾になろう

歌詞解説

1番

人生の落伍者の烙印を押されたくないならば、正しい方向に歩き続けることが必要で、立ち止まったら終わり。ギブアップ。

今の社会、小休止も許されないのか?

2番

社会は民衆にいいことを言い、みんなを幸せにすると言っているが、それは実際に無理な話で。

確実に、その幸せからあふれた人たちがいる。

そういう人たちほど神頼みをするもので。いや、そういうものかもしれないが。

神頼みも抽選のようなものだから、自力で何とかするしかないね。

それに気づかずに、落ち続けると、本当にどうしようもない状況になってしまう。

もう一度夢を語るには。そのスタート地点へなんとか這い上がるしかないね。

なんとか歯を食いしばって。

2番のサビ

私の人生史上、もっとも困難なことにぶち当たっていて。

人生とは、自分に優しいものではなく、道を間違えると自分に牙を剥いたり、襲い掛かったりするものなんだなと痛感している。

夢は必ず叶うものでもなく、1:9の割合で、9割方思い通りにならないものだとも痛感している。

あと、この詩を書いたときは、思いがけない幸運が、思いがけない人生絶不調の時にやってきて、そのせいで自殺を踏みとどまっているという状況だった。

そういう精神状態でこの詩を書いた。

果たして私は、牙を剥き襲い掛かる人生を退ける、光り輝く盾を手に入れることができるだろうか?

っていうか、希望と絶望を同時に与えられても(しかも、両方受け取らなければならない。どちらか一方を選ぶということはできない)困るのだが・・・。