仕事というのは、上位命令にただ言いなりになり黙々と遂行すればいいと言うわけではない。
SSRSの学習も一通り終わり、仕様書を渡されてレポートを一本作ってみた。
ベンダーさんの見積もりでは1本10時間かかるところを、3日かかった。
24時間であるが、実質12時間で終わったと思っている。
残りの12時間はと言うと。
実は、私が担当する部分のデータベースは、設計すら終わっていない。
データベースのテーブルがないので当然データすらないという状況。
なので、仕様書に書かれている項目と計算式から推測で、データベースのテーブルを設計し、自分のフォーマットで、データベース定義書を書いて、仕様書の計算式から逆算してテストデータを作った。
これに12時間かかったのである。
一本出来ましたー。と上司にレポート画面のハードコピーを提出した。
他のメンバーが半笑いで、あなたの担当するレポートはかなりの数あるんですが、終わるんですかぁ?
と言ってきたので、「馬鹿かてめぇ、終わるわけねーだろうが」と言いたいのをグッとこらえて、「なんとか、終わらせるように努力します」と、深刻な顔をして言った。
心の中ではヽ(●´ε`●)ノな顔してたんだけど。
ただね。この「なんとか、終わらせます」と言うのを、本気で言いふらすと、プロジェクト後半で自分の首を絞めることになる。
なので逃げを作っておくことにした。
会社の月次報告書で愚痴った。
「お客様に半笑いで、終わるんですかぁ?と聞かれましたが、終わるかーーーー!!クレームが入ったら、DBの設計が未だに終わってないと営業から反論してください(原文ママ)」
と報告した。
もう、巻き込むよ。いろんな人を。
ソフトウェア開発において重要なのは、自分一人で抱え込まず、他人に遅れが生じる原因をアピールする事。
他人を巻き込むことである。
これができないと、責任を自分に押し付けられひどい目に遭う。
NECでも富士通でも日立でも、痛感したし、ものが言えない技術者が責任を擦り付けられて仕事を干されたのも見た。
IT技術者は、仕様書を見ながら黙々と業務を遂行すればいいと思われがちだけれど。
そんなやつは、この業界では生き残れない。
だいたいどこの現場でも、大声で言い争ってるものだ。
それにしても、私が担当している部分のデータベース。
「今、設計してますんで」と言われるけど、誰が設計しているのか教えてもらえないのが怖い。
本当に設計してるの?
