産経新聞の2月13日(月)の記事から抜粋。
東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した同市立中学1年の男子生徒(13)のいじめ問題で、生徒が横浜市長あてに書いた手紙の全文は次の通り(原文のまま、かっこ内は弁護士が補足)。
【教育委員会に対する気持ち】
どうして、横浜市教育委員会は、(いじめを検討する際に)一部だけを見て、全体を見てくれないのか。
どうして、(報告書のうち)お金を出せと言われたことを黒塗りにしたのか。
どうして、(重大事態とせずに、また不登校について支援せずに)放置し続けたのか。
お金をとられたことを、いじめとしてくれないのか。
【学校に対する気持ち】
どうして、学校は、被害者側の言い分を聞かずに、加害者側の言い分だけを聞いて、(いじめか否かを)決めたのか。
どうして、副校長は、僕が、お母さんとお父さんを通じて話したことを、きちんと校長先生に伝えなかったのか。
どうして、副校長は、僕のせいにしたのか。
【市長に伝えたい気持ち】
(以上のことについて)知りたいし、話を聞いて欲しい(ため、面談を申し入れる)。
まず、大人は正義の味方だという考えを捨てることが大事だと思う。
そしていじめ問題というのは、どの立場の人間にとっても関わりあいたくもない面倒くさい仕事だということも知っておく必要がある。
【教育委員会の気持ち】
どうして、横浜市教育委員会は、(いじめを検討する際に)一部だけを見て、全体を見てくれないのか。
→面倒くさいから
どうして、(報告書のうち)お金を出せと言われたことを黒塗りにしたのか。
→お金を出せと言われた報告があったと公表すると、いじめを見て見ぬふりできなくなるから。
どうして、(重大事態とせずに、また不登校について支援せずに)放置し続けたのか。
→何かをするよりも、何もしない方が楽だから。
お金をとられたことを、いじめとしてくれないのか。
→いじめとすると、何か対策をしなければならなくなり、仕事が増えるからダメ。
【学校の気持ち】
どうして、学校は、被害者側の言い分を聞かずに、加害者側の言い分だけを聞いて、(いじめか否かを)決めたのか。
→被害者の言い分を聞く方が面倒くさいし、そいつのために何かせんといかんやん。
どうして、副校長は、僕が、お母さんとお父さんを通じて話したことを、きちんと校長先生に伝えなかったのか。
→校長先生に怒られるから。
どうして、副校長は、僕のせいにしたのか。
→校長先生に怒られるから。そっちの方が楽だから。
【市長の気持ち】
(以上のことについて)知りたいし、話を聞いて欲しい(ため、面談を申し入れる)。
→うわっ俺かよ・・・。話は聞くけど何もしないよ?
こんな感じだろうか、すべての不祥事は、「面倒くさい」から始まるのである。
残念ながら、それ以外の動機が見つからないのだが。
残念ながら「いじめられて自殺というのは、今の世の中珍しいことでもない」し、それを世の中に訴えても1日2日くらいニュースの記事に取り上げられてそれで終わり。
いじめ問題も、交通事故も当事者以外は、当たり前だが他人事。
交通事故だって、プリウスが人に突っ込みまくっても、「おおっ、マジすげぇ!!ねぇ、見て見て!!」みたいな感じじゃん?
いじめ問題も、殺人事件も、だれがどこまで真剣に考えてるのかねぇ。
僕はそんなに考えないかな?
自分に子供ができたら自分の子供がいじめられないように注意してて、いじめられたら、民事訴訟かな。
その横浜の子供も裁判起こせばいいんだよ、そんな手ぬるいことしてても、のらりくらりと逃げられ、泣き寝入りだよ。
それにしても、原発事故から逃げてきた子供がよく関東でいじめられてるけどさ、関東にも当時放射性物質が飛んできてたから、お前らも汚染されてるじゃん。だから仲良くやれよ。
しかも、東北は除染作業してたけど、関東は除染してないだろ?関東の方が除染してない分、放射能で汚ねぇよ。
下の画像見て見ろよ3月15日に思いっきり放射能に覆われてるぜ?
よくそれで東北の人間をいじめられるよな?
ちなみに、下の画像は原発事故があったときの放射性物質の飛散分布図。
ソースは当時のドイツの気象庁。
管理人様へ
こんばんは、柳也です。
>横浜市
本日、『謝罪会見』がありました。だけどね〜・・・・(・へ・)
『絶対に、反省なんかしてない』 し 『反省する気持ちも全く無い』
そう思わざるを得ません。
でも、『炎上しちゃった』から・・・『仕方ね〜、そういうカッコだけとるか。』
って感じの『形だけ!』 の 『謝罪会見』 (怒)
つまるところ、『知ったこっちゃね〜よ!』 って言う裏が見え見えでね〜。
なんかね・・・『世の中の道理が変質』して来てしまってますね。
『悪い者が悪い!』 ではなく 『悪くてもゴマカセればそれが正義だ!』ってな感じでね。
『正義の概念』 ですら 『数を得る事が出来た側』 が 『それが正義である!』 とほざけば 『成立してしまう社会構造』 に なってますから。
故に、『私はこの世の中が大嫌いです』
『都合良く、いい加減に生きる事』・・・断じて私は出来ません!やるつもりもありません!!
この『横浜の事例』 に限らず、『加害者が優遇』 されるのは 『あってはならない事』 であり、ましてや 『被害者が冷遇』 などは 『被害者を愚弄している』 に他なりません。
非常時ならいざ知らず、いや・・・『避難していなければならない被災者がどう思いながら、現在を暮らしているか・・・』 を 『考えられない輩』 には 『身を持って体験』させてみなければ判らんでしょう。
今の社会は・・・『何か正義で、何が悪か?』 を 『本気で考察する・・・』というプロセスが 『全て欠如』 しているのではないでしょうか?
『都合よく・・・いい加減に生きた方が勝ち!』
・・・そうなるならば、遅かれはやかれ・・・『人の世は崩壊』の憂き目を観ることでしょうな。
・・・確実に。
柳也
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