よく賃上げとかで景気は語られるけど。

今投資の本をKindleアプリで読んでいますが、景気の善し悪しと言うのはやはり、円高なのか円安なのか、通貨の人気度(景気が良ければその通貨の人気が高くなる)、政策金利が目安らしい。

ここで、よく政治家やニュースのアンケートで景気の善し悪しを判断する基準が、賃上げや賃金なんかだけど。

賃金なんてのは、企業単体の景気の善し悪しであり、その会社のボーナスが下がったから景気が悪いというのはあてにならないと思いました。

だって、同業他社が景気が良ければ、そこの会社のボーナスは多いわけで。
同じ業種でも様々です。

また、同じ会社でも、社員の実力によりボーナスの査定が変わり、成績の良い社員はボーナスの査定も昇給の査定もよく。
成績の悪い社員は、ボーナスも少ないし、昇給もあまりしないでしょう。

昭和から平成初期の時代の、年功序列で右肩上がりに給与があがるし。

同業種でも、2つ前の会社の主任の給与より、今の会社の平社員の給与のほうが多いという感じですし。

それ考えると、給与や賃上げで景気が悪いとか愚痴っている人は、ただ単に会社から評価されていないだけの人間で、給与や賃上げで景気が良いと言っている人は、会社に貢献している人間ということで。

日本の景気を賃金や賃上げだけで語るのは、どうかなと思いました。